【スタンダード】白単信心【ORI】
環境最後で使ったデッキは白信心。やまだです。

メインボード
4 《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon》
2 《アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros》
2 《族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit》
3 《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
4 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
4 《徴税の大天使/Archangel of Tithes》
2 《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
4 《風番いのロック/Wingmate Roc》

3 《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
2 《払拭の光/Banishing Light》
3 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》
2 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》

1 《領事の鋳造所/Foundry of the Consuls》
3 《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
21 《平地/Plains》

サイドボード
2 《ドラゴンを狩る者/Dragon Hunter》
1 《アラシンの僧侶/Arashin Cleric》
3 《天界のほとばしり/Celestial Flare》
1 《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
2 《異端の輝き/Glare of Heresy》
1 《存在の破棄/Revoke Existence》
2 《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》
2 《払拭の光/Banishing Light》
1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》

プロツアーで使用されていた白信心のレシピから、払拭の光と見えざるものの熟達を1枚ずつ減らして太陽の勇者エルズペスをメインボードに採用したレシピをSCG上位で見かけたので、それを元に調整しました。元々パワー4がおらず、エルズペス耐性のあるデッキなので、自分でエルズペスを使っていくのは非常に理に適っていますね。
自分で行なった変更点はブリマーズを−1、アナフェンザを+1、サイドが正義のうねり-2のドラゴンを狩るもの+2です。
ブリマーズについては、毎回除去を打たれて即退場が多かったため、環境に合っていないかもしれないと思い、まずは全て抜くことを考えました。ですが逆に、ブリマーズに除去が飛んでくるために徴税の大天使やロック本体が倒されにくくなっていることを考え、2枚残しに。
そしてアナフェンザは、盤面に残った試合はほぼ押しきれていることから、2枚に増量。こちらは期待以上の働きをしました。
ドラゴンを狩る者の2枚採用については、3色以上の相手に対する先攻時の展開力アップを狙うとともに、雷破の執政や嵐の息吹のドラゴンにブロックを許さずにロック強襲できたりと、デッキによってはプロテクションも刺さる場面があるためです。見えざるものの熟達で白1マナで表返ることができることや、コントロール相手に1マナ2点クロックを展開でき、最悪守りに入った場合も、雷破の執政やオジュタイといったカードをブロックできるため、それなりな働きをしてくれました。長野杯前日トライアルに行った時にドラゴンだらけだったところで思いついたんだけど

その他の強みはプロツアー時から変わることなく、タップイン土地の無いテンポの良い展開力に加えて、2/1とアナフェンザによる速攻、ロック連打、太陽の勇者エルズペス、見えざるものの熟達と、勝ち筋の多い、強力な良いデッキでした。

万神殿の兵士によるプロテクションビートはアブザンアグロでは止めにくいし、白蘭の騎士は後手の時タダ強で、先手でも土地事故をケアしてくれる。ブリマーズは赤系のデッキには1枚で勝ちにいけるし、搭載歩行機械とアナフェンザは相性が良い。徴税の大天使は衰滅で流れず、風番いのロックは一周してまた強い環境になっていました。キテオンは最速で裏返ることは少ないですが、徴税の大天使やロックが出て詰めに行くタイミングで変身して、勝ちを確定させることができるカードでした。

そうそう、徴税の大天使の分からん殺しみたいなタイミングも多かったのでここに書いておきますが、

徴税の大天使がアンタップ状態であるかぎり、クリーチャー1体につき、それのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、それではあなたやあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃できない。
徴税の大天使が攻撃しているかぎり、クリーチャー1体につき、それのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、それではブロックできない。

です。こちらにタップ状態の徴税の大天使がいる状態で、攻撃時に何も言わずに1マナ寝かせてアタックしてくる方がたまにいます。1マナ浮いてます。徴税の大天使で1マナ払ってアタックします、と宣言された方には、タップ状態なので払う必要はありませんと伝えました。気を付けた方が良いですよー。
あとは、タップアウトしたら返しで徴税の大天使含む総攻撃でライフ0、みたいなのもありました。今後も徴税の大天使は、白トリプルシンボルが許せば使われると思うので、頭の片隅に置いておいてください。

サイドボード後の話は、後手の時は相手次第ですが、基本的に2/1を減らして除去を増やし、ミッドレンジ風にチェンジ。白蘭の騎士のおかげでマナも伸びるので、無理なく戦えます。先攻の時は白蘭の騎士を減らし、ドラゴンを狩る者を増やし、序盤のドブンパターンを増やします。この場合、キテオンの変身もしやすいので、キテオン変身やブリマーズで悲哀まみれや神々の憤怒のリスクを減らしにいきます。

ざっと対戦の感想。

vsアブザンアグロ
ロック、エルズペスが勝ち筋。万神殿の兵士が最も輝くマッチアップ。序盤は攻め、終盤はアナフェンザとライオンに対するブロッカーに。見えざるものの熟達はドロコマで一気に持っていかれる可能性があるので張る際は注意。

vsアブザンコントロール
衰滅に中止しながら、打たせるなり無いと判断したらロックで勝ちにいく。ドロコマの枚数も少ないので、見えざるものの熟達ゲームに持ち込んで8マナまで伸びれば勝ち。包囲サイはきちんと処理したい。

vsアブザン大変異
棲家の防御者を止める術をほとんど持たないので、死霧で止まっている間に防御者で殴られていくとキツイ。これまた衰滅の無いタイミングでロックが勝ち筋。長期戦になると防御者引かれただけ不利。

vsジェスカイテンポ
ジェイスと魂火を処理できる手段が少ないため、2/1で早めにプレッシャーをかけていくことが重要で、アナフェンザがいるとなお良い。魂火はマスト払拭の光。ブリマーズで殴って行くのが一番楽。徴税の大天使が処理されにくいので、相手の攻めを止めつつ、ロックまでいきたい。徴税が立っているとドラゴンの攻め手も緩むので、ペスで処理したい。

vs赤黒ドラゴン
序盤の展開から徴税ロックの流れで押し切りたい。嵐息吹までになんとか攻めれる状況を作っておきたい。ブリマーズもタフ4が効く。除去連打から嵐息吹連打はきつい。サイド後は天界のほとばしり引きたい。

vs赤青アーティファクト
ブリマーズと徴税の大天使が攻めにも守りにもなる。城砦ハサミに対しては、ハンガーバックで時間を稼ぎつつ見えざるものの熟達で止め続けることができる。飛行機械にハサミについては、勇敢な姿勢と払拭の光が無いとキツイ。守ってロックに繋げて勝ち。

vs赤単
2/1やハンガーバックで耐えつつロックまで繋ぎたい。白蘭がブロッカーとして優秀。

vs白青コントロール
見えざるものの熟達を着地させたら構え続けるだけでOK。2/1によるアグロができていればなおよい。

こうして見るとロックにかなり依存してる感あるけど、今回のレシピはエルズペスもいるし、テンポ良く展開して、除去しながらビートしているだけでも勝ててるとこもあるので、土地アンタップインのありがたみが身に染みましたね。

万神殿の兵士にはしばらくお世話になったので、最後に活きるデッキがあってよかったです。やまだくんと言えば万神殿の兵士だね!と何人かに言ってもらいましたし、 万神殿の兵士がやまだくんで、掲げてるこれは村長の首だね!と言われたこともありましたね(^v^)。村長の首かどうかはともかく、とっても思い出深いカードになりました!ありがとうございました。

これにてお別れです。お疲れ様でした。

コメント

村長@2マナ2/2 人間・紳士
2015年9月24日10:08

>首

いったやつでてきなさい。
おこらないから
でてきなさい

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